マンガで分かる心療内科・精神科in池袋 第24回「『のぞき』はどこから病気なの? 窃視症・前編」
マンガで分かる心療内科・精神科in池袋
第24回「『のぞき』はどこから病気なの? 窃視症・前編」
今回は、以前に掲載したこちらを、「窃視症」だけについて掘り下げたマンガです。
ページ数が多いため、前編・後編でお送りいたします。
果たして人間がのぞきをしてしまう理由とは!?
制 作…「マンガで分かる心療内科・精神科 制作委員会」
作画監督…ソウ 脚本・演出・後編に続くほどの謎じゃないことを重々感じてる人間…Y
<補足>
というわけで、以前に「露出症」「窃視症」をまとめて3ページ程度でマンガにしたのですが。
それだけではもったいないな…と思いまして、マンガ連載に際して、それぞれで分けて再構成いたしました。
特にこの「窃視症」は、それだけで14Pになってしまい、自分でもそこまで語ることがあったのかとビックリです。
後編では、
「なぜ人は、のぞきをしたくなるのか」
「のぞきの快感は、ノーマルな色々とどう違うのか?」
「窃視症は、この40年間で増えているのか減っているのか?」
「窃視症の治療方法とは!?」
などについて扱おうと思いますのでよろしくお願いいたします。
くれぐれも当院は、うつ・不眠・不安・パニックなど、広くメンタル全般に扱うメンタルクリニックであり、
窃視症専門とかではありませんのでご注意ください。
話は大きく変わりますが、冒頭の「絶対にのぞくな」というもの。
心理学では「心理的リアクタンス理論」というものがあります。
リアクタンスとは「抵抗」のこと。
人間が、何かを禁じられたり、限定されたりすると、つい反発したくなってしまう心理のことを言います。
「のぞくな!」と書いてあると、ついのぞきたくなってしまうのも、それが理由なのですね。
ですのでのぞかれたくなければ、逆に「この穴、絶対にのぞけ!」と書いておいた方がいいわけです。
………。
「そこまで言われたら」とか言いながら、のぞく男も多そうですけども。
男の欲求の直球さ、もとい人間心理の複雑さに気がつきつつも、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
また後編をお待ち下さい。
(完)