マンガで分かる心療内科・精神科・カウンセリング 第十二回「ネコは緑色だから卑弥呼だ」

マンガで分かる心療内科・精神科・カウンセリング

第十二回 「ネコは緑色だから卑弥呼だ」

 

 

 

 

 

 

 

制作…「マンガで分かる心療内科・精神科 制作委員会」

作画監督…ソウ  脚本・演出・ 卑弥呼フェチ…Y

 

<補足>

というわけで、「連合弛緩」。

そう考えると、よくマンガなどである「不条理ギャグ」というのも、ある意味、この症状と紙一重なのかもしれません。

よく文学者や芸術家などで、あとからの研究により統合失調症だったのではないか、と考えられる例などもあり、
時にこのような「論理からの飛躍」というのは、芸術などの意味では非常に重要な面もあるのかもしれません。

ただこれ、
「芸術性が高い」もののなかには、「一見難解なもの、意味が分かりにくいものがある」というだけで、
「難解で意味不明なもの」は、「すべて芸術性が高い」というわけではありません。

特に人間は、意味不明なものに、あとづけで色々な理由などを考える親切な生き物です。

理解しづらいものを、「よく分からないけどなんかスゴそう」と盲信するのはやめた方がいいかもしれません。

 
ちなみに僕は小学生(確か高学年)のころ、お絵かきの時間に、「ゾウ」の絵を描いたことがあります。
その際、ゾウの足を六本足にしました。
当時、キン肉マンというマンガが流行しており、その中に出ていた「アシュラマン」という超人の手が六本あったため、
それをそのままマネしただけでした。自分では「アシュラマンゾウ」と名付けました。

(アシュラマン参考図)

今から考えると、小学生にもなって何をしてるんだ、という気持ちですが。
しかしそれが、何と校長先生に表彰されました。

「素晴らしい。普段は動きの遅いゾウが、六本の足を獲得することで、さらに前に進みたいという気持ちを表現している。
夢あふれる子供にしかできない発想だ」

みたいな内容で誉められました。

「あぁ、そういう見方もあるんだ」と、何より自分が感動しました。
「いや、これ単にアシュラマンです」とは言い出せませんでした。

こういう例もありますので、時として芸術にたいして冷静な目で見てみるのも必要かもしれません。

みなさま今後ともよろしくお願いいたします。